説明がわかりやすいよう、もう一度石川の1P企画案を再掲します。
- 今の父親は3DSを持ち歩くか?そもそも3DSを持っているか?(スマホにすると今度は子供がもってないし・・・)
- 父親がゲームを買い与えるとして、子供は遊びたくなるのか?
- 料理系ゲームって意外に種類出てないのでは?(ゲーム題材として人気がないのでは?)
- そもそも「父親が子供とのコミュニケーションに悩んでいる」って本当?
- すれ違い通信で料理を買う側のメリットは何か
- すれ違い通信で高価なもの、レアなものの差が出せるのか(一律で売るしかできない場合、高価なもの、レアなもの価値感をどう出すか)
- 都会以外はすれ違い通信がしにくい問題をどうするか
- 親子で自動的に通信して料理や売上げを渡す仕組みはできるか(父親が遅くて子供と直接会えなかったとき時など。可能であればそのときに手紙を添えるなど会えないときのコミュニケーション手段になる)
一部は前回の簗瀬氏の指摘とも被っていますね。また、企画というよりゲームシステム寄りな内容も含まれていますが、とりあえず全部掲載しました。
このように、自分の企画を「他人に見せて意見をもらう」&「第三者になったつもりで自分で気になる点をツッコんでみる」という組み合わせは企画初期に問題を洗い出すとても優れた方法です。
自分自身で第三者になったつもりでツッコむのはちょっと慣れがいりますが、ぜひやってみてください。
そして意見くれる人を作るのも、とても大切です。知人友人にも積極的に見せてたくさん意見をもらってほしいのですが、ゲームのことにあまり詳しくない人の意見はさらに貴重です。
プロはよく家族とかに見せて意見を聞いたりします。学生だとおばあちゃんとか(ゲーム関係でない)先生とかの意見を聞くと思わぬ指摘を受けて目から鱗のことがあると思いますよ。
さて、だいぶ回り道になりましたが、石川が1P企画案をもとに書いた企画リサーチシート1がこれです。
そして、このシート1に対する簗瀬氏のツッコミがこれ
- 協力プレイには「非対称」など、通常の協力プレイではない一言を入れた方が良い
さて、けっこう沢山の課題を抱えた石川企画『フードファイター』は無事企画書になるのでしょうか?
「実は最後の企画書までもう完成していて、逆算的に原稿を書いてるんじゃない?」
と邪推している人もいるかもしれませんが、正真正銘リアルタイムで書いてます。つまり、現時点では企画リサーチシート1までしか完成していません!
今後、他の企画リサーチシートの説明に合わせて、『フードファイター』の例も書いていこうと思いますが、検証した結果、ひょっとしたら本当に企画としてボツになるかもしれません。そういったライブ感もハラハラしながら楽しんでもらえればと思います(笑)