2014年2月26日水曜日

【第24回】非日常と非現実の違い

前回の分類の補足です。



まず、人によっては「日常/非日常」と「現実にある/ない」の違いがよく分からないかもしれません。

「日常/非日常」が「現実にある」枠にしかないのは、「現実に存在しているが日常的に体験できるかどうか」という分類だからです
野球を例にとれば、プロ野球はほとんどの人は体験できないから「非日常」ですが草野球であれば、仲間が集まれば簡単に体験できるので「日常」となります。

一方、「現実にない」ものは最初から体験不可能だから「日常」ということはありえず、自動的に「非日常」となります。ですから、「日常/非日常」の分類「現実にある」しか必要ないのです。

また、ターゲット消費者の多数が「知らない」というのは、題材から内容をイメージできないものも含みます。
例えば、多くの日本人はアメリカンフットボールという競技の存在は知っていても、「ルールやチームのことはさっぱり」という人は多いと思います。

以上のことを元に、ターゲットユーザーを一般的な日本人全体で考えると、題材の内容例としては以下のような感じになるでしょうか。




では、ここで問題です。このA~Eに分類された題材が「おもしろそう」と感じやすい優先順位はどのようになるでしょうか?
次回までの宿題とするので、ぜひ考えてみてください。

※次回更新は2014/02/28(金)の予定です!